シリア政府、アルカイダ系反体制組織への国連制裁を要求
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【4月12日 AFP】シリア政府は11日、国連(UN)に宛てた書簡の中で、国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)への忠誠を表明した反体制派イスラム武装組織「アルヌスラ戦線(Al-Nusra Front)」に対する制裁を求めた。
シリア政府は、国連がアルヌスラ戦線をアルカイダ関連組織に認定することを要求。国連は、アルカイダに関与する個人や団体に資産凍結や渡航禁止、アルカイダへの武器提供の禁止といった罰則を科す制裁制度を導入している。
アルヌスラ戦線は10日、アルカイダ指導者のアイマン・ザワヒリ(Ayman al-Zawahiri)容疑者に対する忠誠を誓うと同時に、同容疑者が掲げるシリアでのイスラム国家樹立という目標を支持すると表明した。これに対しては、武器が悪用される恐れがあるとして、西側諸国からも懸念の声が上がっている。
主要8か国(G8)の外相は11日に英ロンドン(London)で行われた会合で、シリアで激しさを増す暴力に「戦慄(せんりつ)を覚える」としながらも、反体制派への武器支援については言明しなかった。(c)AFP
シリア政府は、国連がアルヌスラ戦線をアルカイダ関連組織に認定することを要求。国連は、アルカイダに関与する個人や団体に資産凍結や渡航禁止、アルカイダへの武器提供の禁止といった罰則を科す制裁制度を導入している。
アルヌスラ戦線は10日、アルカイダ指導者のアイマン・ザワヒリ(Ayman al-Zawahiri)容疑者に対する忠誠を誓うと同時に、同容疑者が掲げるシリアでのイスラム国家樹立という目標を支持すると表明した。これに対しては、武器が悪用される恐れがあるとして、西側諸国からも懸念の声が上がっている。
主要8か国(G8)の外相は11日に英ロンドン(London)で行われた会合で、シリアで激しさを増す暴力に「戦慄(せんりつ)を覚える」としながらも、反体制派への武器支援については言明しなかった。(c)AFP