シリア内戦で少年兵増加、人間の盾にされるケースも 英慈善団体
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【3月14日 AFP】シリアでは内戦開始以来、少年兵が増加し、人間の盾とされることすらあるとの報告を、英慈善団体セーブ・ザ・チルドレン(Save the Children)が13日発表した。
国連によると、2年前に蜂起が始まって以来、シリアでは少なくとも7万人の死者が出ている。セーブ・ザ・チルドレンの報告書は、この2年間で200万人以上の罪のない子どもが紛争の犠牲になっていると指摘。子どもたちは食料不足による栄養失調や病気と隣合わせにあり、多くが学校に通うことすらできないという。また、性的暴力からの保護を理由に、少女が若くして結婚を強いられるケースも増加したという。
報告はさらに、「政府軍も反政府軍も18歳未満の少年を雇い、運搬や警備、密告、戦闘にあたらせている」とし、少年やその家族がそうした活動への関与を自負する一方、軍事活動に強制動員される場合もあると指摘。8歳の子供が人間の盾に使われたケースすらあったという。(c)AFP
国連によると、2年前に蜂起が始まって以来、シリアでは少なくとも7万人の死者が出ている。セーブ・ザ・チルドレンの報告書は、この2年間で200万人以上の罪のない子どもが紛争の犠牲になっていると指摘。子どもたちは食料不足による栄養失調や病気と隣合わせにあり、多くが学校に通うことすらできないという。また、性的暴力からの保護を理由に、少女が若くして結婚を強いられるケースも増加したという。
報告はさらに、「政府軍も反政府軍も18歳未満の少年を雇い、運搬や警備、密告、戦闘にあたらせている」とし、少年やその家族がそうした活動への関与を自負する一方、軍事活動に強制動員される場合もあると指摘。8歳の子供が人間の盾に使われたケースすらあったという。(c)AFP