【2月22日 AFP】シリアの首都ダマスカス(Damascus)中心部で21日、自動車爆弾が爆発し、反体制派のシリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)によると少なくとも59人が死亡、200人以上が負傷した。国営メディアによれば死者数は53人。政権側と反体制派側の双方がテロリストの犯行と非難したが、これまでのところ犯行声明は出ていない。

 爆発が起きたのは与党バース(Baath)党本部の近くで、近隣のロシア大使館も窓ガラスが吹き飛ばされる被害があったが、けが人は出ていないという。ダマスカスではこの爆発の後、現場からほど近い政府軍司令部にも迫撃砲攻撃があった。(c)AFP