マララさんの頭蓋骨修復手術成功、聴力を回復させる機器も埋め込む
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【2月4日 AFP】パキスタンでイスラム武装勢力に頭部を撃たれて重傷を負い英国の病院に入院していたマララ・ユスフザイ(Malala Yousafzai)さん(15)の頭蓋骨修復手術が成功した。マララさんの手術を担当したイングランド中部バーミンガム(Birmingham)のクイーン・エリザベス病院(Queen Elizabeth Hospital)の医師団が3日、明らかにした。
医師団によるとマララさんは2日、チタン製の板を頭部に埋め込む手術に加え、左耳の聴力を回復するための電子機器を埋め込む2つの手術を受けた。計5時間におよんだ手術はいずれも成功し、マララさんは順調に回復しているという。
パキスタンで女性が教育を受ける権利を訴えていたマララさんは昨年10月9日、スワト渓谷(Swat Valley)でバスで通学中、イスラム武装勢力「パキスタンのタリバン運動(Tehreek-e-Taliban Pakistan、TTP)」に至近距離から頭を撃たれて重傷を負い、左耳は全く聴こえなくなっていた。
医師団によれば、手術で内耳に埋め込んだ機器により、マララさんの聴力は1年半もすれば通常に近いレベルまで回復するという。(c)AFP
医師団によるとマララさんは2日、チタン製の板を頭部に埋め込む手術に加え、左耳の聴力を回復するための電子機器を埋め込む2つの手術を受けた。計5時間におよんだ手術はいずれも成功し、マララさんは順調に回復しているという。
パキスタンで女性が教育を受ける権利を訴えていたマララさんは昨年10月9日、スワト渓谷(Swat Valley)でバスで通学中、イスラム武装勢力「パキスタンのタリバン運動(Tehreek-e-Taliban Pakistan、TTP)」に至近距離から頭を撃たれて重傷を負い、左耳は全く聴こえなくなっていた。
医師団によれば、手術で内耳に埋め込んだ機器により、マララさんの聴力は1年半もすれば通常に近いレベルまで回復するという。(c)AFP