エジプトの暴動で新たに2人死亡 野党が対話を要請
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【1月31日 AFP】騒乱が続くエジプトの首都カイロ(Cairo)にあるタハリール広場(Tahrir Square)近くで30日、デモ隊と警官隊が衝突し、2人が死亡した。
死亡者の身元は分かっていないが、医療関係者によると、どちらも狩猟用の散弾で撃たれていたという。 24日夜にカイロで警官隊とデモ隊の衝突が発生して以降の死者数は、カイロで4人、エジプト全土で54人となった。
ムハンマド・モルシ(Mohamed Morsi)大統領による対話の呼び掛けを2日前に拒否していた主要野党の連合体「国民救済戦線(National Salvation Front)」は30日、一転して大統領との緊急協議を要請した。国民救済戦線の指導者、モハメド・エルバラダイ(Mohamed ElBaradei)氏はマイクロブログのツイッター(Twitter)で、「暴力の終息と真剣な対話を目的とした緊急措置を取るため、大統領や国防相、内相、与党、サラフィスト(Salafist)系勢力との緊急協議をわれわれは望んでいる」と表明している。(c)AFP/Ines Bel Aiba
死亡者の身元は分かっていないが、医療関係者によると、どちらも狩猟用の散弾で撃たれていたという。 24日夜にカイロで警官隊とデモ隊の衝突が発生して以降の死者数は、カイロで4人、エジプト全土で54人となった。
ムハンマド・モルシ(Mohamed Morsi)大統領による対話の呼び掛けを2日前に拒否していた主要野党の連合体「国民救済戦線(National Salvation Front)」は30日、一転して大統領との緊急協議を要請した。国民救済戦線の指導者、モハメド・エルバラダイ(Mohamed ElBaradei)氏はマイクロブログのツイッター(Twitter)で、「暴力の終息と真剣な対話を目的とした緊急措置を取るため、大統領や国防相、内相、与党、サラフィスト(Salafist)系勢力との緊急協議をわれわれは望んでいる」と表明している。(c)AFP/Ines Bel Aiba