西アフリカ・マリの戦闘で市民10人が死亡
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【1月13日 AFP】西アフリカ・マリ共和国のコンナ(Konna)で仏軍の支援を受ける同国政府軍とイスラム武装勢力の間で戦闘が発生し、子供3人を含む市民10人が死亡したとみられる。国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウォッチ(Human Rights Watch、HRW)が12日、現地住民の話として伝えた。
HRWのコリーヌ・デュフカ(Corinne Dufka)氏はAFPの取材に対し、「コンナの住民から、川を渡って避難しようとした市民10人ほどが溺死したという報告を受けた」と語った。
同氏はまた、「イスラム武装勢力の支配下にあるガオ(Gao)では、少年兵として使われた子供たちが戦闘で負傷しており、死亡した可能性もある」と述べた。イスラム武装勢力の一部は、「イスラム・マグレブ諸国のアルカイダ組織(Al-Qaeda in the Islamic Maghreb、AQIM)」との関連が指摘されている。
デュフカ氏はさらに、イスラム武装勢力が誘拐など、兵士以外のフランス人に対する報復行動に出ると脅迫していることは強く非難されるべきであり、こうした行為は戦争犯罪に当たると主張。イスラム武装勢力、マリ政府、フランス軍、(地域の)武装勢力などの紛争に関与する当事者はすべて、市民を保護するためのあらゆる努力を払い、戦時国際法を厳正に遵守するべきだと強調した。(c)AFP
HRWのコリーヌ・デュフカ(Corinne Dufka)氏はAFPの取材に対し、「コンナの住民から、川を渡って避難しようとした市民10人ほどが溺死したという報告を受けた」と語った。
同氏はまた、「イスラム武装勢力の支配下にあるガオ(Gao)では、少年兵として使われた子供たちが戦闘で負傷しており、死亡した可能性もある」と述べた。イスラム武装勢力の一部は、「イスラム・マグレブ諸国のアルカイダ組織(Al-Qaeda in the Islamic Maghreb、AQIM)」との関連が指摘されている。
デュフカ氏はさらに、イスラム武装勢力が誘拐など、兵士以外のフランス人に対する報復行動に出ると脅迫していることは強く非難されるべきであり、こうした行為は戦争犯罪に当たると主張。イスラム武装勢力、マリ政府、フランス軍、(地域の)武装勢力などの紛争に関与する当事者はすべて、市民を保護するためのあらゆる努力を払い、戦時国際法を厳正に遵守するべきだと強調した。(c)AFP