米ジャーナリスト、シリアで拉致され40日以上消息不明
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【1月3日 AFP】内戦状態が続くシリアで取材活動を続けていた米国人ジャーナリストのジェームズ・フォーリー(James Foley)氏(39)が前年11月に何者かに拉致され、消息不明になっていることが分かった。フォーリー氏の家族が2日、明らかにした。
フリーのベテラン戦場ジャーナリストのフォーリー氏は、フランス通信(AFP)などのメディアに戦火のシリアから映像を送っていたが、前年11月22日に北部イドリブ(Idlib)のタフタナズ(Taftanaz)で武装した4人の男に連れ去られるところを目撃された。フォーリー氏とともに拉致された運転手と通訳は後に解放された。これまでのところ犯行声明は出されていない。
フォーリー氏の家族は当初、穏便にことを運ぶほうが同氏の解放につながると考え、事件を報道しないよう各報道機関に要請していた。しかし2日に沈黙を破り、フォーリー氏が拉致された事実を明らかにした。
父親のジョン(John Foley)さんは「無事に帰ってきてほしい。せめて声を聞いて無事だと確認したい」と語った。
フォーリー氏は拉致される前日にもAFPにビデオ素材を送っていたほか、国際ニュースウェブサイト「グローバルポスト(GlobalPost)」や米大手テレビのための取材も行っていた。フォーリー氏は「客観的なジャーナリスト」だと言うジョンさんは、フォーリー氏の拉致犯らに向けて息子を無傷で自由の身にしてほしいと訴え、解放に向けて話し合おうと呼びかけた。
ジョンさんらはフォーリー氏の解放をオンライン上で訴えるサイトとフェイスブック(Facebook)のページを開設している。
・ウェブサイト
http://www.freejamesfoley.org/
・フェイスブックのページ
http://www.facebook.com/freejamesfoley
(c)AFP
フリーのベテラン戦場ジャーナリストのフォーリー氏は、フランス通信(AFP)などのメディアに戦火のシリアから映像を送っていたが、前年11月22日に北部イドリブ(Idlib)のタフタナズ(Taftanaz)で武装した4人の男に連れ去られるところを目撃された。フォーリー氏とともに拉致された運転手と通訳は後に解放された。これまでのところ犯行声明は出されていない。
フォーリー氏の家族は当初、穏便にことを運ぶほうが同氏の解放につながると考え、事件を報道しないよう各報道機関に要請していた。しかし2日に沈黙を破り、フォーリー氏が拉致された事実を明らかにした。
父親のジョン(John Foley)さんは「無事に帰ってきてほしい。せめて声を聞いて無事だと確認したい」と語った。
フォーリー氏は拉致される前日にもAFPにビデオ素材を送っていたほか、国際ニュースウェブサイト「グローバルポスト(GlobalPost)」や米大手テレビのための取材も行っていた。フォーリー氏は「客観的なジャーナリスト」だと言うジョンさんは、フォーリー氏の拉致犯らに向けて息子を無傷で自由の身にしてほしいと訴え、解放に向けて話し合おうと呼びかけた。
ジョンさんらはフォーリー氏の解放をオンライン上で訴えるサイトとフェイスブック(Facebook)のページを開設している。
・ウェブサイト
http://www.freejamesfoley.org/
・フェイスブックのページ
http://www.facebook.com/freejamesfoley
(c)AFP