【11月28日 AFP】シリアの反体制派は27日、同国北部の都市アレッポ(Aleppo)から西に約25キロメートル離れたシェイク・スレイマン(Sheikh Suleiman)基地の周辺を機銃掃射していたシリア軍のヘリコプターを地対空ミサイルで撃墜した。シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)が明らかにした。

 シリア人権監視団によると、反体制派が新たに引き渡しを受けた装備の中に今回使われたミサイルも含まれていた。新たな装備によって政府軍との軍事力のバランスが変わる可能性もあるという。

 シリア人権監視団は、シリアの反体制派が地対空ミサイルでヘリを撃墜したのは初めてで、1年8か月におよぶ紛争の転換点になりうるとしている。(c)AFP/Herve Bar