自由シリア軍、司令部をシリア国内に移動
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【9月23日 AFP】シリア反体制派の自由シリア軍(Free Syrian Army、FSA)は22日、これまでトルコにあった司令本部を、シリア国内の「すでに解放された地区」に移したと発表した。シリア政府軍と反体制派は、シリアとトルコの国境沿いの地帯や北部アレッポ(Aleppo)の制圧を目指し、戦闘を続けている。
FSAの最高司令官、リヤド・アサド(Riyadh al-Asaad)大佐は、インターネットに投稿した動画で「各大隊や旅団との調整の後、自由シリア軍司令部はシリア国内の解放された地区に移した」と語った。次の目標は、首都ダマスカス(Damascus)の「解放」だとアサド氏は付け加えた。
シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)によると、トルコとの国境沿いの町や集落の80%近くは政府の統制を離れており、公共施設の多くでバッシャール・アサド(Bashar al-Assad)同国大統領の肖像画が取り外されたという。
FSAの軍事評議会で議長を務めるムスタファ・シェイク(Mustafa Al-Sheikh)大将は「司令本部の移動で、司令本部と戦闘員たちとの距離が近くなる」と述べたが、新たな司令部の位置は明らかにしなかった。(c)AFP
FSAの最高司令官、リヤド・アサド(Riyadh al-Asaad)大佐は、インターネットに投稿した動画で「各大隊や旅団との調整の後、自由シリア軍司令部はシリア国内の解放された地区に移した」と語った。次の目標は、首都ダマスカス(Damascus)の「解放」だとアサド氏は付け加えた。
シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)によると、トルコとの国境沿いの町や集落の80%近くは政府の統制を離れており、公共施設の多くでバッシャール・アサド(Bashar al-Assad)同国大統領の肖像画が取り外されたという。
FSAの軍事評議会で議長を務めるムスタファ・シェイク(Mustafa Al-Sheikh)大将は「司令本部の移動で、司令本部と戦闘員たちとの距離が近くなる」と述べたが、新たな司令部の位置は明らかにしなかった。(c)AFP