アフガン南部で首切られ17人死亡、タリバンの犯行か
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【8月27日 AFP】アフガニスタン南部ヘルマンド(Helmand)州の村で、音楽をかけて宴会を開いていた村人ら17人が頭部を切断されて殺害された。州当局者が27日、AFPに明らかにした。旧支配勢力タリバン(Taliban)の犯行とみられるという。
事件が起きたのは、タリバンの活動が活発なヘルマンド州ムサカラ(Musa Qala)地区とカジャキ(Kajaki)地区の境界付近にある村。取材に応じた州知事報道官によると、女性2人、男性15人が首を切られて死亡した。村はタリバンの支配地域にあり、宴席では音楽がかけられていたという。「タリバンの犯行だと断言できる」と、この報道官は述べた。
一方、ムサカラ地区の当局者によれば、殺害された女性2人は宴席で踊っていた可能性があるという。
アフガニスタンの一部部族には宴席で女性が踊る伝統があるが、タリバンは1996~2001年の統治下で音楽や宴会を禁止。婚姻相手や親族でない男女が同席することも禁じていた。(c)AFP/Mamoon Durrani
事件が起きたのは、タリバンの活動が活発なヘルマンド州ムサカラ(Musa Qala)地区とカジャキ(Kajaki)地区の境界付近にある村。取材に応じた州知事報道官によると、女性2人、男性15人が首を切られて死亡した。村はタリバンの支配地域にあり、宴席では音楽がかけられていたという。「タリバンの犯行だと断言できる」と、この報道官は述べた。
一方、ムサカラ地区の当局者によれば、殺害された女性2人は宴席で踊っていた可能性があるという。
アフガニスタンの一部部族には宴席で女性が踊る伝統があるが、タリバンは1996~2001年の統治下で音楽や宴会を禁止。婚姻相手や親族でない男女が同席することも禁じていた。(c)AFP/Mamoon Durrani