【8月27日 AFP】シリア反体制派の「自由シリア軍(Free Syrian ArmyFSA
」に属する武装グループが27日、首都ダマスカス(Damascus)で政府軍の武装ヘリコプターを撃墜し、パイロットを殺害したと発表した。「ダラヤ(Daraya)の虐殺の報復」だと主張している。

 このグループの広報担当者を名乗るオマル・カブーニ(Omar al-Qabooni)氏が、インターネット電話スカイプ(Skype)を通じてAFPの取材に応じて語った。政府軍のヘリはダマスカスのカブーン(Qaboon)地区に墜落して炎上し、その後、グループの戦闘員が激しい戦闘の中でパイロットの遺体を確認したという。

 反体制派は26日、ダマスカス近郊のダラヤが5日間にわたって政府軍の猛攻を受け、民間人320人以上が「虐殺」されたと発表していた。(c)AFP