化学兵器使えば「対応策見直す」、英米首脳 シリア政府をけん制
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【8月23日 AFP】デービッド・キャメロン(David Cameron)英首相とバラク・オバマ(Barack Obama)米大統領は22日、電話会談で内戦状態となっているシリア情勢について協議し、シリアのバッシャール・アサド(Bashar al-Assad)政権が化学兵器を使用する構えを見せた場合は新たな対応策を取らざるを得ないとの考えで一致した。
英首相官邸の発表によれば、両首脳はアサド政権軍が「化学兵器を使用することも、脅迫の材料として利用することも、全く受け入れがたい」との点を確認。そのような事態になった場合、英米両国は「これまでの取り組みを見直すほかない」との見解で合意した。
また米ホワイトハウス(White House)の発表によれば、オバマ大統領はシリアで深刻化する人道状況への懸念をキャメロン首相に伝え、国際社会による避難民支援やアサド政権への圧力の掛け方などについて意見交換を行った。
キャメロン首相はフランソワ・オランド(Francois Hollande)仏大統領とも別個に協議し、国際社会がシリア問題を注視し続けることの重要性を確認した。(c)AFP
英首相官邸の発表によれば、両首脳はアサド政権軍が「化学兵器を使用することも、脅迫の材料として利用することも、全く受け入れがたい」との点を確認。そのような事態になった場合、英米両国は「これまでの取り組みを見直すほかない」との見解で合意した。
また米ホワイトハウス(White House)の発表によれば、オバマ大統領はシリアで深刻化する人道状況への懸念をキャメロン首相に伝え、国際社会による避難民支援やアサド政権への圧力の掛け方などについて意見交換を行った。
キャメロン首相はフランソワ・オランド(Francois Hollande)仏大統領とも別個に協議し、国際社会がシリア問題を注視し続けることの重要性を確認した。(c)AFP