シリア首都で爆発 反体制派が犯行認める
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【8月16日 AFP】シリアの首都ダマスカス(Damascus)で15日、国連停戦監視団が宿泊するホテルの近くで大規模な爆発があり、軍当局者によると少なくとも5人が負傷した。反体制派・自由シリア軍(Free Syrian Army、FSA)が犯行を認めた。
ホテル「Dama Rose」近くに止まっていた燃料輸送トラックが爆発し、トラックには大きな穴が開いた。シリアの副外相によると、国連監視団に被害はなかった。監視団はこのホテルを本部として利用している。
FSA司令部の幹部は「爆弾攻撃は政府軍司令部を狙ったものだ。ダマスカスでの日々の軍事行動を決定する軍当局者とシャビハ(Shabiha、親政権側の民兵組織)の会合を妨害するためだ」と明かした。
政府軍当局者はAFPの現地取材に対し「大きな爆発音とともに火の手が上がった。爆発により兵士は地面に吹き飛ばされた」と語った。
国連安全保障理事会(UN Security Council)は16日に会合を開き、今月19日に活動期限を迎えるシリア監視団の今後について協議することになっている。 (c)AFP/Rim Haddad
ホテル「Dama Rose」近くに止まっていた燃料輸送トラックが爆発し、トラックには大きな穴が開いた。シリアの副外相によると、国連監視団に被害はなかった。監視団はこのホテルを本部として利用している。
FSA司令部の幹部は「爆弾攻撃は政府軍司令部を狙ったものだ。ダマスカスでの日々の軍事行動を決定する軍当局者とシャビハ(Shabiha、親政権側の民兵組織)の会合を妨害するためだ」と明かした。
政府軍当局者はAFPの現地取材に対し「大きな爆発音とともに火の手が上がった。爆発により兵士は地面に吹き飛ばされた」と語った。
国連安全保障理事会(UN Security Council)は16日に会合を開き、今月19日に活動期限を迎えるシリア監視団の今後について協議することになっている。 (c)AFP/Rim Haddad