米国がシリア反体制派の後押しか、ワシントン・ポスト紙
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【5月17日 AFP】米紙ワシントン・ポスト(Washington Post)は16日、米国が、バッシャール・アサド(Bashar al-Assad)政権との闘争を続けるシリアの反体制派に対戦車火器など高性能の武器を供与する手助けをしていると報じた。
ワシントン・ポスト紙が米政府高官らの話として伝えたところによると、新たな武器の資金は湾岸諸国が援助しており、オバマ政権は反体制派に武器や資金を直接は供与していない。だが米政府はシリアの反体制派やこれと連合する兵士らとの連携を強化しており、海外から反体制派を支援する諸団体をつなぐ役割を担っているという。
こうしたワシントン・ポスト紙の報道について、米国務省のビクトリア・ヌーランド(Victoria Nuland)報道官は、「情報を解釈しすぎだ」と評し、反体制側の民間人を対象とした支援は、医薬品や通信機器など武器を除いた物資に限定するという米政府の方針に変わりはないと主張した。同報道官は、米政府がシリア反体制派に武器を供与しないよう同盟国に要請したか否かについては言明しなかった。(c)AFP
ワシントン・ポスト紙が米政府高官らの話として伝えたところによると、新たな武器の資金は湾岸諸国が援助しており、オバマ政権は反体制派に武器や資金を直接は供与していない。だが米政府はシリアの反体制派やこれと連合する兵士らとの連携を強化しており、海外から反体制派を支援する諸団体をつなぐ役割を担っているという。
こうしたワシントン・ポスト紙の報道について、米国務省のビクトリア・ヌーランド(Victoria Nuland)報道官は、「情報を解釈しすぎだ」と評し、反体制側の民間人を対象とした支援は、医薬品や通信機器など武器を除いた物資に限定するという米政府の方針に変わりはないと主張した。同報道官は、米政府がシリア反体制派に武器を供与しないよう同盟国に要請したか否かについては言明しなかった。(c)AFP