パキスタンで拉致の赤十字英国人職員、遺体で見つかる
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【4月30日 AFP】パキスタンで4か月前に誘拐された赤十字国際委員会(International Committee of the Red Cross、ICRC)の英国人職員、ハリル・デール(Khalil Dale)氏(60)が29日、遺体で発見された。
地元警察によると、デール氏の遺体は、政情不安定な南西部バルチスタン(Baluchistan)州の州都クエッタ(Quetta)郊外の果実園で、袋に入れられた斬首体の状態で見つかった。
遺体にはイスラム武装勢力「パキスタンのタリバン運動(Tehreek-e-Taliban Pakistan、TTP)」の犯行であることを示すメモが添えられていた。武装勢力側の要求が聞き入れられなかったためデール氏を殺害し、斬首時に撮影した動画を近く公開すると書かれていたという。
デール氏はイスラム教徒の英国人で、赤十字の健康プログラムのため1年近く前からクエッタで働いていた。だが1月5日、職場から車で自宅に戻ったところ、覆面をした8人の男に銃を突きつけられて連れ去られた。消息筋によると、犯人側は3000万ドル(約24億円)の身代金を要求していたという。(c)AFP/Maaz Khan
地元警察によると、デール氏の遺体は、政情不安定な南西部バルチスタン(Baluchistan)州の州都クエッタ(Quetta)郊外の果実園で、袋に入れられた斬首体の状態で見つかった。
遺体にはイスラム武装勢力「パキスタンのタリバン運動(Tehreek-e-Taliban Pakistan、TTP)」の犯行であることを示すメモが添えられていた。武装勢力側の要求が聞き入れられなかったためデール氏を殺害し、斬首時に撮影した動画を近く公開すると書かれていたという。
デール氏はイスラム教徒の英国人で、赤十字の健康プログラムのため1年近く前からクエッタで働いていた。だが1月5日、職場から車で自宅に戻ったところ、覆面をした8人の男に銃を突きつけられて連れ去られた。消息筋によると、犯人側は3000万ドル(約24億円)の身代金を要求していたという。(c)AFP/Maaz Khan