【4月25日 AFP】スーダンの軍用機が23日から24日未明にかけて南スーダン・ユニティ(Unity)州の油田地帯を空爆し、数人の負傷者が出た。

 スーダン軍機が23日に行ったユニティ州の首都ベンティウ(Bentiu)への空爆に続けて行われたもので、南ユニティ州の2か所と、このところ両国間で衝突が起きていた地域の1か所が空爆された。

 中国・北京(Beijing)を訪問し、胡錦濤(Hu Jintao)国家主席と会談した南スーダンのサルバ・キール・マヤルディ(Salva Kiir Mayardit)大統領は「隣国のスーダン政府は南スーダンに宣戦布告した」と述べた。

 スーダンの友好国であるとともに、南スーダン産原油の主要な輸入国でもある中国は、紛争を終わらせるよう両国に繰り返し呼びかけていた。(c)AFP