シリア政府軍、撤退の動き見えず 民間人の犠牲続く
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【4月10日 AFP】シリアの反体制派の拠点となっている都市からの政府軍部隊撤退の期限が迫る中、シリア政府軍は9日も反体制派への攻撃を続けた。米国はシリア政府に停戦合意を順守する意志が全くみられないと非難している。
またシリアの隣国では国境付近での発砲により、レバノンでカメラマンの男性1人が死亡、トルコでは3人が負傷して緊張が高まっている。
国連(UN)とアラブ連盟(Arab League)のシリア特使であるコフィ・アナン(Kofi Annan)前国連事務総長が仲介した合意によれば、シリア政府軍は10日早朝にも反体制派の拠点都市から撤退を開始し、48時間以内に戦闘を終わらせる予定となっている。しかしシリア政府は8日、反体制派側が文書で停戦を確約しなければ撤退を行わないと発表し、停戦計画はすでに暗礁に乗り上げつつある。
シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)によると各地の衝突で週末には約180人、9日には少なくとも105人が死亡した。大半は民間人だという。(c)AFP
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国連(UN)とアラブ連盟(Arab League)のシリア特使であるコフィ・アナン(Kofi Annan)前国連事務総長が仲介した合意によれば、シリア政府軍は10日早朝にも反体制派の拠点都市から撤退を開始し、48時間以内に戦闘を終わらせる予定となっている。しかしシリア政府は8日、反体制派側が文書で停戦を確約しなければ撤退を行わないと発表し、停戦計画はすでに暗礁に乗り上げつつある。
シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)によると各地の衝突で週末には約180人、9日には少なくとも105人が死亡した。大半は民間人だという。(c)AFP
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