【4月8日 AFP】政府軍の停戦と撤退の期限が3日後に迫るシリアで7日、政府軍が反体制派の弾圧を行い、シリア全土で民間人86人を含む130人近くが死亡した。

 シリア政府軍は撤退期限となる10日を前に反体制派拠点への攻勢を強めており、潘基文(パン・キムン、Ban Ki-moon)国連事務総長が非難声明を発表したものの、監視団体などによると戦闘はいっそう激化している。

 シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)によると、同国中部ハマ(Hama)では「ラタムナ(Latamna)の町で砲撃と銃撃」があり、民間人少なくとも40人が死亡した。(c)AFP