3月の暴力行為によるイラク人死者、2003年の開戦以降で最低
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【4月2日 AFP】イラク保健省は1日、暴力行為による3月の死者数は、米国主導の侵攻が始まった2003年以降で最も少なかったと発表した。
爆弾攻撃などの暴力行為による3月の月間死者数は、イラク全土で一般市民78人、警察官22人、兵士12人の計112人となり、122人が死亡した2009年11月に次ぐ少なさだった。
イラク侵攻を主導し、サダム・フセイン(Saddam Hussein)元大統領を失脚させた米軍は、2011年末に同国からの撤退を完了している。3月29日には首都バグダッド(Baghdad)で22年ぶりにアラブ連盟(Arab League)首脳会議が開催された。
現在イラク国内に駐在する米兵は、米大使館の管轄下でイラク軍の訓練を行う157人と、その任務の安全確保のため派遣された海兵隊の部隊のみとなっている。(c)AFP