【3月10日 AFP】国連（UN）の潘基文（パン・キムン、Ban Ki-moon）事務総長は9日、政府による弾圧が続くシリア情勢について、国連とアラブ連盟（Arab League）のシリア特使となったコフィ・アナン（Kofi Annan）前国連事務総長が10日にシリアを訪問し、バッシャール・アサド（Bashar al-Assad）大統領と会談すると明らかにした。反体制派幹部らとの協議はシリア国外で行われるという。

　潘事務総長は記者団に対し、「アナン特使は11日にシリアを離れ、他の国で反体制派の代表と協議する予定だ」と話した。

　国連によれば、アサド大統領が反体制派弾圧を始めて以来、過去1年で7500人超が死亡した。(c)AFP

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