【2月28日 AFP】シリア反体制派の拠点となっている中部ホムス(Homs)の西部地区で27日、武装した男らによる「虐殺」が起き、市民68人が死亡したと、人権団体「シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)」のラミ・アブドル・ラーマン(Rami Abdel Rahman)代表が同日明らかにした。

 同代表は「遺体には銃撃を受けた痕跡と刃物による外傷が残っていた」と述べ、犠牲者は24日間続いている政府軍による砲撃から逃れてきた住民だという情報を得たと説明した。

 また、政府系民兵組織シャビハ(Shabiha)による犯行だという報告を受けたが、「この情報を確認することも、否定することもできない」と話した。(c)AFP