【1月28日 AFP】イラクの首都バグダッド(Baghdad)東部にある病院付近で27日午前、爆発物を積み込んだ自動車を使った自爆攻撃があり、31人が死亡、60人が負傷した。
 
 この病院はイスラム教シーア派(Shiite)居住区にあり、国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)は数日前に、シーア派を狙った攻撃を続けると警告していた。

 イラクでは1か月前に駐留米軍が撤退を完了したばかりで、国内治安部隊の能力に関する新たな懸念が浮上している。

 政治危機で緊張が高まるなか、犠牲者の数はここ1か月で最多となった。

 病院の外では、26日に殺害された一家の葬儀が行われており、遺体が運ばれていた。(c)AFP/Salam Faraj