報道陣にロケット弾、仏ベテラン記者が死亡 シリア
このニュースをシェア
【1月12日 AFP】シリア中部ホムス(Homs)で11日、反体制デモを取材していた報道陣にロケット弾が撃ち込まれ、仏国営テレビ・フランス2(France 2)の記者1人が死亡、数人が負傷した。
死亡したのはジル・ジャッキエ(Gilles Jacquier)記者(43)。現地のAFP記者は、報道陣の真ん中で砲弾が炸裂する瞬間を目撃した。取材はシリア当局が企画したものだったという。
英国に本部を置くシリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)によると、このほかにシリア人6人も死亡した。ホムスの活動家らは、当局の仕業だと非難している。
シリアで10か月間続いている反体制デモで、西側の記者が犠牲になったのは今回が初めて。フランスはシリア政府に対し捜査を要求した。シリア情報省は、事件は承知しているとだけコメントしている。
ジャッキエ記者は1991年、フランス2に入局。イラク、アフガニスタン、コソボ、イスラエルの紛争などを取材し、受賞経験もあるベテラン記者だった。(c)AFP
死亡したのはジル・ジャッキエ(Gilles Jacquier)記者(43)。現地のAFP記者は、報道陣の真ん中で砲弾が炸裂する瞬間を目撃した。取材はシリア当局が企画したものだったという。
英国に本部を置くシリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)によると、このほかにシリア人6人も死亡した。ホムスの活動家らは、当局の仕業だと非難している。
シリアで10か月間続いている反体制デモで、西側の記者が犠牲になったのは今回が初めて。フランスはシリア政府に対し捜査を要求した。シリア情報省は、事件は承知しているとだけコメントしている。
ジャッキエ記者は1991年、フランス2に入局。イラク、アフガニスタン、コソボ、イスラエルの紛争などを取材し、受賞経験もあるベテラン記者だった。(c)AFP