米軍がイラク撤退を完了、開戦から9年近く
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【12月18日 AFP】イラクに駐留していた米軍の最後の部隊が18日、クウェートに入り、撤退が完了した。サダム・フセイン(Saddam Hussein)政権を打倒するための戦争を開始してから9年近くが経った。
最後の部隊500人あまりを乗せた110台の車両は、現地時間18日午前7時38分、国境を越えてクウェートに入った。かつてイラクには最大17万人近い米軍兵士が505か所の基地に駐留していたが、撤退完了後は、米大使館に数百人規模の兵士が残っているだけとなった。
イラク戦争による死者は、イラク人が数万人規模、米軍兵士が4500人近くに上った。負傷者はさらに多く、また、イラク国民175万人が戦争で居住地を追われた。(c)AFP/W.G. Dunlop
【動画】クウェートに入る米軍最後の部隊(YouTube/AFPBB News公式チャンネル)
最後の部隊500人あまりを乗せた110台の車両は、現地時間18日午前7時38分、国境を越えてクウェートに入った。かつてイラクには最大17万人近い米軍兵士が505か所の基地に駐留していたが、撤退完了後は、米大使館に数百人規模の兵士が残っているだけとなった。
イラク戦争による死者は、イラク人が数万人規模、米軍兵士が4500人近くに上った。負傷者はさらに多く、また、イラク国民175万人が戦争で居住地を追われた。(c)AFP/W.G. Dunlop
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