ソマリア首都の主要病院内で爆発、3人負傷
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【11月29日 AFP】ソマリアの首都モガディシオ(Mogadishu)にある主要病院の内部で27日夜、爆弾によるとみられる爆発が起こり、3人が負傷した。
モガディシオ中心部にあるバナディール(Banadir)病院のメイン会議室に近い1室の中で爆発が起きた。
モガディシオにある避難民キャンプには、現在も続く内戦で家を追われた人びとが大勢いるが、食糧不足により子どもたちが致命的な栄養失調に苦しんでおり、同病院はそうした子どもたちの救命治療を行っている。国連(UN)が「世界で最悪の人道的危機」と呼ぶ現地の状況に社会の関心を集めようと、ここ数か月は国際機関の幹部も多く訪れていた。
目撃者の1人は「大きな爆発音を聞いて、ビル全体が揺れた。病院の中の1室で起きたものだった。3人が軽いけがをした」と語った。別の目撃者は「爆発が起きた時、その部屋の中には誰もいなかった。患者たちは強くショックを受けている」と述べた。
モガディシオでは8月に国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)とつながりをもつイスラム過激派組織アルシャバブ(Shebab)が市内にあった拠点から撤退して以降、反政府ゲリラによる攻撃に置き換わり、道路脇の仕掛け爆弾や手りゅう弾による事件が相次いでいる。(c)AFP
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モガディシオ中心部にあるバナディール(Banadir)病院のメイン会議室に近い1室の中で爆発が起きた。
モガディシオにある避難民キャンプには、現在も続く内戦で家を追われた人びとが大勢いるが、食糧不足により子どもたちが致命的な栄養失調に苦しんでおり、同病院はそうした子どもたちの救命治療を行っている。国連(UN)が「世界で最悪の人道的危機」と呼ぶ現地の状況に社会の関心を集めようと、ここ数か月は国際機関の幹部も多く訪れていた。
目撃者の1人は「大きな爆発音を聞いて、ビル全体が揺れた。病院の中の1室で起きたものだった。3人が軽いけがをした」と語った。別の目撃者は「爆発が起きた時、その部屋の中には誰もいなかった。患者たちは強くショックを受けている」と述べた。
モガディシオでは8月に国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)とつながりをもつイスラム過激派組織アルシャバブ(Shebab)が市内にあった拠点から撤退して以降、反政府ゲリラによる攻撃に置き換わり、道路脇の仕掛け爆弾や手りゅう弾による事件が相次いでいる。(c)AFP
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