【8月10日 AFP】韓国国防省は10日、黄海(Yellow Sea)の延坪島(Yeonpyeong-do)に近い海上に北朝鮮の砲弾が着弾し、韓国軍が応射したと発表した。

 発表によると、韓国軍の兵士らが3発の砲声を聞き、うち1発が北方限界線(NLL)の近くに着弾したのを目撃した。国防省の報道官は「こちらからは3発を応射し、3発ともNLL付近に着弾した」と述べ、現在は落ち着いた状況だと付け加えた。

 同海域は2010年3月に韓国哨戒艦が沈没し、同年11月には延坪島が北朝鮮から砲撃を受けるなど、緊迫した状況が続いている。(c)AFP/Park Chan-Kyong