【8月1日 AFP】中国・新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)のカシュガル(Kashgar)で前月30、31日に相次いで発生した2件のナイフ殺傷事件について地元当局は8月1日、パキスタンで訓練を受けた「テロリスト」の攻撃だと断定した。両事件による死者は容疑者を除き計14人に上っている。

 カシュガル市当局は、初動捜査の結果、1件の殺傷事件については容疑者らがパキスタンでテロリストが運営するキャンプで爆発物製造技術を習得していたことを突き止めたとの声明をウェブサイトに発表した。「犯行グループの指導者は、新疆ウイグル自治区に入る前、東トルキスタン・イスラム運動(East Turkistan Islamic Movement)がパキスタンで運営するキャンプで、爆発物や銃器の製造技術を習得していた」

 市当局の声明は、31日にカシュガルのレストランで起きた2件目の事件についてのみ言及しているとみられる。(c)AFP

【関連記事】中国・新疆ウイグルで2件のナイフ殺傷事件、容疑者含む18人死亡