リビア反体制派が最重要都市ブレガ掌握、米国はカダフィ側に退陣通告
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【7月19日 AFP】リビアの反体制派は18日、戦略的に重要な産油都市ブレガ(Brega)を掌握したと発表した。最高指導者ムアマル・カダフィ(Moamer Kadhafi)大佐派の軍隊は、大挙してもう1つの産油都市ラスラヌフ(Ras Lanuf)へ撤退を始めているという。
カダフィ政権側は、ブレガは今も同政権の管理下にあると主張している。ブレガの掌握は反体制派の士気を高めるのみならず、北アフリカ諸国との貿易路につながる経済の要を抑えたという意味でも大きな勝利だ。
その一方で、米国も同日、カダフィ政権の代表と米国代表団が16日に会談し、「事態を前に進める唯一の方法はカダフィ大佐が退くしかない」と述べ、明確にカダフィ氏の退陣を迫ったことを明らかにした。
米高官によると、会談の目的は交渉ではなく米国側のメッセージを通告することで、カダフィ政権側と再度会談を持つことはないという。一方、会談が行われた場所や、カダフィ政権側の出席者などは明らかにしていない。
米国の最後通告に先立つ15日には、欧米諸国を中心としたリビア情勢を協議する関係国グループが会合を開き、反体制派の「国民評議会」をリビアの正式な統治機関として承認している。(c)AFP/Andrew Beatty
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カダフィ政権側は、ブレガは今も同政権の管理下にあると主張している。ブレガの掌握は反体制派の士気を高めるのみならず、北アフリカ諸国との貿易路につながる経済の要を抑えたという意味でも大きな勝利だ。
その一方で、米国も同日、カダフィ政権の代表と米国代表団が16日に会談し、「事態を前に進める唯一の方法はカダフィ大佐が退くしかない」と述べ、明確にカダフィ氏の退陣を迫ったことを明らかにした。
米高官によると、会談の目的は交渉ではなく米国側のメッセージを通告することで、カダフィ政権側と再度会談を持つことはないという。一方、会談が行われた場所や、カダフィ政権側の出席者などは明らかにしていない。
米国の最後通告に先立つ15日には、欧米諸国を中心としたリビア情勢を協議する関係国グループが会合を開き、反体制派の「国民評議会」をリビアの正式な統治機関として承認している。(c)AFP/Andrew Beatty
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