治安部隊がシリア中部ハマを包囲、市民11人を殺害 人権活動家
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【7月6日 AFP】反体制派の拠点であるシリア中部のハマ(Hama)で5日、治安部隊が都市を包囲、市民が進攻阻止に動くなか、少なくとも11人が殺害された。
ロンドンを拠点とする「シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)」の活動家が医療関係者の話として伝えたもので、負傷者も35人を超えたという。また、4日にハマ郊外で治安部隊に射殺された市民3人のうち、1人は子供だという。
シリア人権監視団の代表、ラミ・アブドル・ラーマン(Rami Abdel Rahman)氏はAFP通信に対し、「北側を除き、ハマに通じる道の入り口に複数の戦車が配置された。一方、市民らは結集し、ハマを守るため命をも惜しまない覚悟でいる」と語った。市民らは進攻阻止のため、路上に障害物を積み上げているという。(c)AFP
ロンドンを拠点とする「シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)」の活動家が医療関係者の話として伝えたもので、負傷者も35人を超えたという。また、4日にハマ郊外で治安部隊に射殺された市民3人のうち、1人は子供だという。
シリア人権監視団の代表、ラミ・アブドル・ラーマン(Rami Abdel Rahman)氏はAFP通信に対し、「北側を除き、ハマに通じる道の入り口に複数の戦車が配置された。一方、市民らは結集し、ハマを守るため命をも惜しまない覚悟でいる」と語った。市民らは進攻阻止のため、路上に障害物を積み上げているという。(c)AFP