【7月6日 AFP】イラク当局によると、バグダッド(Baghdad)の北、タージ(Taji)の政府庁舎などで5日、2件の自爆攻撃が起き、少なくとも35人が死亡、28人が負傷した。同国の6月のテロによる犠牲者は今年最多を記録。政府によると271人に上るという。

 当局者の1人は「身分証明書を発行する政府庁舎と市庁舎の建物の外で、自動車爆弾と手製爆弾がほぼ同時に爆発し、35人が死亡、28人が負傷した」と説明した。

 タージの警察当局者によると、政府庁舎の前に停めた車の中にいた自爆犯が爆弾を爆発させた後、人々が駆けつけたところで、爆発物を体に巻きつけた犯人が自爆したという。

 一方、バグダッドの治安当局者によると、4日夜、バグダッドのホテルでロケット爆弾による攻撃があり、少なくとも5人が死亡した。(c)AFP/Ammar Karim