【6月24日 AFP】イエメンのアリ・アブドラ・サレハ(Ali Abdullah Saleh)大統領が負傷した今月初めの攻撃は、モスク内に仕掛けられた爆弾によるものだったと、西側外交官が23日、首都サヌア(Sanaa)で語った。

 イエメンの治安当局者はAFPに対し、「モスク内に仕掛けられた5つの爆弾と、モスク外に仕掛けられた1つの爆弾は爆発しなかった」と述べ、仕掛けられた爆弾の一部は爆発しなかったことを認めた。

 米情報関連企業「ストラトフォー(Stratfor)」は9日、爆発現場の写真を分析した結果、攻撃は手製爆弾を使った、おそらく「内部の者による」暗殺未遂だろうとの見方を示している。(c)AFP

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