タリバン最高指導者オマル師、殺害は未確認 アフガン情報当局
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【5月24日 AFP】アフガニスタン国家保安局(National Directorate of Security、NDS)は23日、旧支配勢力タリバン(Taliban)の最高指導者オマル師(Mullah Omar )がパキスタンの潜伏先から姿を消したと発表した。ただし、同師の殺害は確認できていないとしている。
同局の報道官は、「4、5日前から(パキスタン南西部)バルチスタン(Baluchistan)州クエッタ(Quetta)の隠れ家からオマル師が消えたことは確認しているが、これまでのところ死亡は確認できていない」と述べた。
この数時間前、アフガニスタンのある情報筋は、記者数人に対し、オマル師がパキスタン軍の情報機関、三軍統合情報部(Inter-Services Intelligence、ISI)によりパキスタンで殺害されたと述べていた。
米国は、オマル師の首に1000万ドル(約8億2000万円)の懸賞金をかけている。
タリバンは、オマル師の死亡または行方不明の情報をただちに否定している。(c)AFP/Waheedullah Massoud
同局の報道官は、「4、5日前から(パキスタン南西部)バルチスタン(Baluchistan)州クエッタ(Quetta)の隠れ家からオマル師が消えたことは確認しているが、これまでのところ死亡は確認できていない」と述べた。
この数時間前、アフガニスタンのある情報筋は、記者数人に対し、オマル師がパキスタン軍の情報機関、三軍統合情報部(Inter-Services Intelligence、ISI)によりパキスタンで殺害されたと述べていた。
米国は、オマル師の首に1000万ドル(約8億2000万円)の懸賞金をかけている。
タリバンは、オマル師の死亡または行方不明の情報をただちに否定している。(c)AFP/Waheedullah Massoud