EU、シリア大統領を制裁対象に 資産凍結や渡航禁止
このニュースをシェア
【5月24日 AFP】欧州連合(EU)は23日、外相会合を開き、シリアのバッシャール・アサド(Bashar al-Assad)大統領と政権幹部9人に資産凍結や渡航禁止の制裁を科すことで合意した。制裁は24日に発動する。
EUの制裁対象者(ブラックリスト)には既にシリアの政府高官13人が含まれている。
シリア政府が反体制派への弾圧を続け、米英が市民の殺りくをやめるようシリアに警告するなか、EUは今月初め、シリアへの武器禁輸に踏み切っていた。
EUが大統領本人を制裁対象にしたことについて、シリア側は、「欧州の植民地主義の記録にまた暗黒のページが加わった」と非難している。(c)AFP/Claire Rosemberg
【関連記事】EUがシリア制裁を発動、武器禁輸・政府高官13人の資産凍結など
EUの制裁対象者(ブラックリスト)には既にシリアの政府高官13人が含まれている。
シリア政府が反体制派への弾圧を続け、米英が市民の殺りくをやめるようシリアに警告するなか、EUは今月初め、シリアへの武器禁輸に踏み切っていた。
EUが大統領本人を制裁対象にしたことについて、シリア側は、「欧州の植民地主義の記録にまた暗黒のページが加わった」と非難している。(c)AFP/Claire Rosemberg
【関連記事】EUがシリア制裁を発動、武器禁輸・政府高官13人の資産凍結など