イタリア、リビア空爆参加へ
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【4月26日 AFP】イタリアのシルビオ・ベルルスコーニ(Silvio Berlusconi)首相は25日、最高指導者ムアマル・カダフィ(Moamer Kadhafi)大佐の政権軍と反体制派の激しい攻防が続くリビアで、軍事施設に的を絞った空爆に参加すると声明で発表した。
首相はバラク・オバマ(Barack Obama)米大統領との電話会談で、北大西洋条約機構(NATO)軍の要請に応じ、「(リビアへの軍事介入に)積極的にかかわることに決めた」と告げたという。
声明は、ミスラタ(Misrata)での激しい戦闘で多くの民間人が犠牲になった事態を受け、リビアの市民を守るために(NATOへの)貢献を高める決定をしたと説明。「航空機による特定の軍事施設への作戦に柔軟に対応することにした」と述べている。なお、地上作戦には参加しないと断言している。
首相はこの決定を、デービッド・キャメロン(David Cameron)英首相とアナス・フォー・ラスムセン(Anders Fogh Rasmussen)NATO事務総長に通知したことを明らかにした。26日にローマ(Rome)で行われるニコラ・サルコジ(Nicolas Sarkozy)仏大統領との会談でもこの件を協議するという。
旧宗主国であるイタリアは、カダフィ大佐と家族に対し、紛争の政治的解決に向けて自発的に権力の座から退くよう呼びかけている。(c)AFP
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声明は、ミスラタ(Misrata)での激しい戦闘で多くの民間人が犠牲になった事態を受け、リビアの市民を守るために(NATOへの)貢献を高める決定をしたと説明。「航空機による特定の軍事施設への作戦に柔軟に対応することにした」と述べている。なお、地上作戦には参加しないと断言している。
首相はこの決定を、デービッド・キャメロン(David Cameron)英首相とアナス・フォー・ラスムセン(Anders Fogh Rasmussen)NATO事務総長に通知したことを明らかにした。26日にローマ(Rome)で行われるニコラ・サルコジ(Nicolas Sarkozy)仏大統領との会談でもこの件を協議するという。
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