【4月1日 AFP】リビア反体制派の連合組織「国民評議会」を率いるムスタファ・アブドルジャリル(Mustafa Abdel Jalil)前司法書記(法相)は1日、条件付きで停戦に応じる用意があると述べた。

 アブドルジャリル氏は、アブドル・イラハ・ハティーブ(Abdul Ilah Khatib)国連特使と会談後、記者団に対し「西部の都市の兄弟たちが表現の自由を得、それらの都市を包囲攻撃している軍が撤退することを条件に、停戦に応じることで合意した」と語った。

 これに先だって、東部アジュダビヤ(Ajdabiya)のAFP特派員は、反体制派司令官の話として、反体制派と最高指導者ムアマル・カダフィ(Moamer Kadhafi)大佐の政権軍が1日朝現在、東部の石油都市ブレガ(Brega)近郊で激しい戦闘を続けていると伝えている。(c)AFP