シリア、政府軍がラタキアの反政府デモを鎮圧
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【3月28日 AFP】反政府デモが行われていたシリア北西部の港湾都市ラタキア(Latakia)で27日、バッシャール・アサド(Bashar al-Assad)大統領が軍隊を投入してデモ隊を鎮圧、軍の銃撃で13人が死亡した。ラタキアでは25日から反政府デモが続いていたが、政府側は、党派抗争を狙った「原理主義者」による暴動だと主張している。
3月初めに始まった反政府デモは、シリア全土に拡大する様相をみせており、政府側の発表では、これまでに30人以上が死亡している。だが、反政府側は死者は126人以上に上っていると主張している。特に、前週、治安部隊に弾圧された反政府デモがあった南部ダルアー(Daraa)は、反政府運動の象徴となりつつある。
その一方で、政権側は、反政府デモを懐柔しようと、メディアや政党への規制緩和策を打ち出し、バース・アラブ社会党が政権の座に就いた1963年に発令された非常事態法の廃止も示唆している。
非常事態法のもとでは、市民集会は禁止され、治安を脅かすとみられる人物の逮捕が容認されるほか、全てのメディアについて出版前の検閲が義務付けられている。(c)AFP/Rim Haddad
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その一方で、政権側は、反政府デモを懐柔しようと、メディアや政党への規制緩和策を打ち出し、バース・アラブ社会党が政権の座に就いた1963年に発令された非常事態法の廃止も示唆している。
非常事態法のもとでは、市民集会は禁止され、治安を脅かすとみられる人物の逮捕が容認されるほか、全てのメディアについて出版前の検閲が義務付けられている。(c)AFP/Rim Haddad
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