リビア、反体制派が西部都市を掌握 前法相は移行政権樹立の意向
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【2月28日 AFP】(写真追加)最高指導者ムアマル・カダフィ(Moamer Kadhafi)大佐率いる現体制と反体制勢力の闘争が続くリビアで当局者は27日、反体制派が東部に加え同国西部でも複数の都市を掌握したと発表した。
反体制勢力をまとめるアブドル・ハフィズ・ゴカ(Abdel Hafiz Ghoqa)氏はベンガジ(Benghazi)で27日、記者団に対し、「解放されたリビアの全ての都市において、国家評議会の発足を発表した」と宣言。評議会は、正式な政府が樹立されるまで暫定的にリビア国家を代表する機関となるもので、現在、評議会のメンバーや権限などを協議しているという。
反体制派のリーダーらはさらに、国軍に対し、首都トリポリ(Tripoli)制圧への協力を呼びかけた。
その一方で、カダフィ政権の司法書記(法相)を21日に辞任したムスタファ・アブドルジャリル(Mustafa Abdel Jalil)氏は26日、移行政権を樹立し、3か月以内に総選挙を実施する意向を示している。(c)AFP/Deborah Pasmantier
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反体制勢力をまとめるアブドル・ハフィズ・ゴカ(Abdel Hafiz Ghoqa)氏はベンガジ(Benghazi)で27日、記者団に対し、「解放されたリビアの全ての都市において、国家評議会の発足を発表した」と宣言。評議会は、正式な政府が樹立されるまで暫定的にリビア国家を代表する機関となるもので、現在、評議会のメンバーや権限などを協議しているという。
反体制派のリーダーらはさらに、国軍に対し、首都トリポリ(Tripoli)制圧への協力を呼びかけた。
その一方で、カダフィ政権の司法書記(法相)を21日に辞任したムスタファ・アブドルジャリル(Mustafa Abdel Jalil)氏は26日、移行政権を樹立し、3か月以内に総選挙を実施する意向を示している。(c)AFP/Deborah Pasmantier
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