【2月16日 AFP】チュニジアやエジプトに触発された中東バーレーンの反政府デモは収拾するきざしをみせず、16日も首都マナマ(Manama)の中心部には多数の市民が集まり、抗議運動が続いている。

一方、デモ隊と治安部隊との衝突で15日までにイスラム教シーア派の参加者2人が死亡したことについて、ラシド・ビン・アブドラ・ハリファ(Rashed bin Abdullah al-Khalifa)内相は15日夜、テレビを通じて国民と特に遺族に謝罪し、事件との関連で警察官数人を逮捕し捜査を開始したと発表した。またハマド・ビン・イサ・ハリファ(Hamad bin Issa al-Khalifa)国王は2001年の国民投票で始まった民主化改革を推進すると表明した。(c)AFP

【関連記事】
バーレーン各地でデモ、警察と衝突 死者2人に
バーレーンの各世帯に22万円、国王が命じる