【11月1日 AFP】トルコの経済の中心都市イスタンブール(Istanbul)で10月31日、爆発があり、警察官15人を含む32人が負傷した。爆発があったタクシム広場(Taksim Square)は、商店や飲食店が立ち並び買い物客らでにぎわう繁華街で、爆発は広場を巡回していた機動隊を狙った自爆攻撃とみられる。

 警察によると、自爆犯は機動隊車両に接近しようとしたが、その前に自爆したという。

 これまでのところ、犯行声明は出ておらず、ベシル・アタライ(Besir Atalay)内相も現段階での犯人特定は時期尚早だと話した。

 一方、各メディア報道による有識者コメントは、非合法のクルド人武装組織「クルド労働者党(Kurdistan Workers' PartyPKK)」が、8月13日に宣言した政府軍との停戦が31日に失効したことを機に起こしたものとの見方を示したものが多い。(c)AFP