【10月7日 AFP】仏情報機関筋によると、アフガニスタンとパキスタンの国境地帯で戦闘訓練を受けた、欧州国籍を持つイスラム過激派25人が、欧州へ帰還しようとしている。

 この高官は6日、AFPに対し、25人がトルコ経由で欧州への再入国を計画しているとの情報が「数週間前に」米情報機関から欧州各国の情報機関へ伝えられたと話した。今週、英国などが出したテロ警戒情報は、この情報に基づくものだという。

 フランスのある高官は25人について、米軍が重点的に国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)掃討作戦を展開している地域で訓練を受け、実際に戦闘にも参加していたと指摘。欧州で過激派を養成する能力もあると危惧(きぐ)を表明した。(c)AFP/Charles Sicurani

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