【9月23日 AFP】イラン北西部の西アゼルバイジャン(West Ajarbaijan)州マハバード(Mahabad)で22日、イラン・イラク戦争(Iran-Iraq War)の開戦30年を記念する軍事パレードの会場で爆弾が爆発し、12人が死亡した。

 関係者によると、現地時間午前10時20分ごろ、パレードの演台から50メートルの場所で爆弾が爆発した。犯行声明は今のところ出ていないが、西アザルバイジャン州知事は今回の攻撃について、米国および「反革命勢力」を非難した。

 イラン西部はクルド人の多い地域で、クルド人の自治を求めてイラクを拠点に活動するPJAKParty of Free Life of Kurdistan)などのクルド人武装勢力とイラン治安部隊が度々衝突している。(c)AFP/Farhad Pouladi