【9月20日 AFP】イラクの首都バグダッド(Baghdad)で19日、爆弾を積んだ車2台がほぼ同時に爆発し、少なくとも29人が死亡、111人が負傷した。

 AFP記者や治安当局者によると、爆弾は同日午前10時10分ごろ、バグダッド北部のアデン(Aden)交差点付近と西部の住宅地マンスール(Mansur)で爆発。内務省によると、アデン、マンスールの死者はそれぞれ19人、10人だった。

 イラクではこの日、爆弾攻撃などにより全国で38人が死亡、駐留米軍の戦闘任務終了が正式に宣言された8月31日以降、最悪の死者数を記録した。イラクは3月の総選挙から連立協議が難航しており、新政権がいまだに発足していない。(c)AFP/Sabah Arar