【9月5日 AFP】(一部更新)イラク・バグダッド(Baghdad)の軍施設で5日午前、マイクロバスを使った連続自爆攻撃が発生し、兵士ら12人が死亡、36人が負傷した。駐留米軍がイラクでの戦闘任務を終了して以来、最悪の被害となった。

 現場はバグダッド東部ルサファ(Rusafa)の軍事司令部で、同司令部によると、自爆攻撃犯5人がマイクロバスで司令部に乗り付け、1人がバスを降りた時点で自爆、2人が近くの建物に逃げ込み、残る2人がバスを兵士に向かって走らせたまま自爆した。建物に逃げ込んだ2人もイラク軍兵士に捕らえられる前に自爆した。

 この施設では8月17日に、軍への入隊志願者たちを狙った自爆攻撃があり、59人が死亡している。(c)AFP/Prashant Rao