サルコジ大統領、アルカイダ系組織による仏人殺害に報復を宣言
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【7月27日 AFP】ニコラ・サルコジ(Nicolas Sarkozy)仏大統領は26日、国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)系の「イスラム・マグレブ諸国のアルカイダ組織(Al-Qaeda in the Islamic Maghreb、AQIM)」に誘拐されていた仏人男性ミシェル・ジェルマノ(Michel Germaneau)氏(78)が殺害されたことを確認した。
サルコジ大統領は、同氏殺害を「野蛮な」行為だと非難するとともに、「ジェルマノ氏に対して犯された罪は許されるべきことではない」と述べ、報復措置をとると明言した。報復措置の詳細については明らかにしなかったが、専門家や軍当局筋はAFPに対し、サヘル(Sahel)地域の武装勢力に対する諜報活動や特殊部隊の活用が強化されるとの見方を示している。
同大統領はさらに、フランス国民に対し、モーリタニアやマリ、ニジェール、アルジェリア南部にまたがるサヘル地域への渡航を避けるよう注意を促した。
■首を切断され殺害か
マリの地元議員はAFPに対し、モーリタニア軍とフランス軍が前週行った救出作戦時にはジェルマノ氏は生存していたが、アルジェリア国境に近いキダル(Kidal)の山岳地帯に隠されていたことを明らかにし、救出作戦後に首を切断され殺害されたと語った。(c)AFP
【関連記事】アルカイダ系組織、仏人人質を処刑と発表 メンバー殺害の報復
サルコジ大統領は、同氏殺害を「野蛮な」行為だと非難するとともに、「ジェルマノ氏に対して犯された罪は許されるべきことではない」と述べ、報復措置をとると明言した。報復措置の詳細については明らかにしなかったが、専門家や軍当局筋はAFPに対し、サヘル(Sahel)地域の武装勢力に対する諜報活動や特殊部隊の活用が強化されるとの見方を示している。
同大統領はさらに、フランス国民に対し、モーリタニアやマリ、ニジェール、アルジェリア南部にまたがるサヘル地域への渡航を避けるよう注意を促した。
■首を切断され殺害か
マリの地元議員はAFPに対し、モーリタニア軍とフランス軍が前週行った救出作戦時にはジェルマノ氏は生存していたが、アルジェリア国境に近いキダル(Kidal)の山岳地帯に隠されていたことを明らかにし、救出作戦後に首を切断され殺害されたと語った。(c)AFP
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