【7月18日 AFP】ナイジェリア中部で17日未明、キリスト教徒が暮らす村をイスラム教徒が襲撃し8人が死亡した。教会1か所と住宅7軒も火事になった。軍報道官が明らかにした。

 村に入ったイスラム教徒たちは午前1時30分~午前5時(日本時間同日午前9時30分~午後1時)にかけて散発的に空に向けて発砲し、銃声を聞いて家から出てきた人たちを山刀で殺害した。

 7人は即死し、3人が重傷を負った。重傷者のうち1人がその後死亡したという。

 ジョスではこの数か月、宗教や民族間の対立による衝突が繰り返されていた。地元の人権団体によるとジョス周辺では今年だけで1500人が同様の事件で殺害されている。

 3月にはキリスト教徒が多数を占めるベロム(Berom)族の村が襲撃され、500人以上が死亡している。(c)AFP