【7月2日 AFP】パキスタン東部ラホール(Lahore)にあるイスラム教スーフィー(神秘主義)の聖者廟で1日夜、2件の自爆攻撃があり、警察高官によると少なくとも37人が死亡し、175人が負傷した。

 事件当時は礼拝中で、敷地内は数千人の信者でひしめき合っていた。1件目は中庭で、2件目は地下室で自爆攻撃が行われたとみられる。

 犯行声明は出ていないが、同国では、イスラム原理主義組織タリバン(Taliban)や国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)系イスラム過激派による攻撃が後を絶たず、そのたびに多数の死者が出ている。(c)AFP/Arif Ali