【4月26日 AFP】韓国海軍の哨戒艦の沈没原因を調査している国際調査団は25日、沈没の原因は水中爆発だったとする中間結果を発表した。

 引き揚げられた船体の破断面と、船殻の内部と外部を目視検査した結果、船体にすすや熱で溶解した跡、爆発によってできた穴はなかったという。また、変形の状態から判断して、爆発物が直撃したのではなく、外部で発生した爆発の衝撃波を受けた可能性が高いとしている。爆発物の種類については言及しなかった。調査団には米国とオーストラリアの専門家も参加している。

 一方、鄭雲燦(チョン・ウンチャン、Chung Un-Chan)首相は25日、29日までの5日間を「国家哀悼期間」と定め、ソウル(Seoul)など全国の複数の都市に祭壇を設け、一般の人の弔問を受けると発表した。(c)AFP