【3月22日 AFP】パキスタン南西部、政情不安なバルチスタン(Baluchistan)州のクエッタ(Quetta)で22日、男子大学の学長が武装した人物らに発砲され、死亡した。

 警察によると、私立男子大学Tameer-e-Nauの学長Fazle Bari氏が、学校へ車で向かう途中で発砲を受けて死亡した。即死だったという。また、学長の運転手も負傷した。警察幹部は、最近多発している暴動や「特定人物を狙った殺害」に関連があるとみている。

 事件を受けて、事件に抗議する学生約250人がバルチスタン州知事の自宅に向けてデモ行進した。幹線道路を封鎖したため、警官隊が出動して催涙弾を発砲するなど衝突が起きている。(c)AFP