イスラエルがガザ地区の空港を空爆、11人負傷
発信地:エルサレム/中東・アフリカ
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中東・北アフリカ
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【3月20日 AFP】イスラエル軍は19日夜、パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)ラファ(Rafah)近郊の空港を空爆し、パレスチナの医療関係者と目撃者によると空港周辺にいた11人が負傷した。うち2人は重傷だという。
目撃者によると、航空機からミサイル4発が発射された。イスラエル軍は、空爆は「テロリストの拠点」を標的にしたもので、標的に当たったことをパイロットが確認したとの声明を発表した。空港はかなり前から閉鎖されていたという。
ガザ地区から撃ち込まれたロケット弾でイスラエルの農園作業員が死亡した18日から、イスラエルは2夜連続でガザ地区を空爆したことになる。19日も空爆に先立ち、ガザ地区からイスラエル領内に向けてロケット弾が撃ち込まれていた。
今回の空爆は、米国がパレスチナとイスラエルが和平交渉を再開するよう働きかけ、国連の潘基文(パン・キムン、Ban Ki-moon)事務総長もこの週末、ガザ地区、ヨルダン川西岸、イスラエル訪問を予定しているなかで行われた。(c)AFP