タリバン掃討作戦で民間人12人が死亡、NATOが誤爆認める
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【2月15日 AFP】アフガニスタン南部へルマンド(Helmand)州ナド・アリ(Nad Ali)で行われた同国の旧支配勢力タリバン(Taliban)に対する掃討作戦で14日、ロケット弾2発が標的を外れ民間人12人が死亡した。
北大西洋条約機構(North Atlantic Treaty Organisation、NATO)は、誤爆を認めた。13日から始まった今回の掃討作戦で民間人の犠牲者が報じられたのは初めて。
「オペレーション・ムシュタラク(Operation Mushtarak)」と呼ばれるこの作戦は、米海兵隊やNATO主導の国際治安支援部隊(International Security Assistance Force、ISAF)、アフガニスタン軍など約1万5000人を動員し、数年にわたってタリバンと麻薬密売組織が勢力下に置いている同州マルジャ(Marjah)で開始された。
ジェームズ・ジョーンズ(James Jones)米大統領補佐官が最初の24時間は作戦は成功していると語っていたところに、民間人死亡の発表が行われ、スタンリー・マクリスタル(Stanley McChrystal)ISAF司令官兼駐留米軍司令官が謝罪した。
ISAFは、今回の作戦で米兵1人と英兵1人が死亡したと発表した。その後、同国南部で新たに1人が死亡したと発表したが、作戦に関するものかどうかは明らかにされなかった。(c)AFP/Sardar Ahmad
北大西洋条約機構(North Atlantic Treaty Organisation、NATO)は、誤爆を認めた。13日から始まった今回の掃討作戦で民間人の犠牲者が報じられたのは初めて。
「オペレーション・ムシュタラク(Operation Mushtarak)」と呼ばれるこの作戦は、米海兵隊やNATO主導の国際治安支援部隊(International Security Assistance Force、ISAF)、アフガニスタン軍など約1万5000人を動員し、数年にわたってタリバンと麻薬密売組織が勢力下に置いている同州マルジャ(Marjah)で開始された。
ジェームズ・ジョーンズ(James Jones)米大統領補佐官が最初の24時間は作戦は成功していると語っていたところに、民間人死亡の発表が行われ、スタンリー・マクリスタル(Stanley McChrystal)ISAF司令官兼駐留米軍司令官が謝罪した。
ISAFは、今回の作戦で米兵1人と英兵1人が死亡したと発表した。その後、同国南部で新たに1人が死亡したと発表したが、作戦に関するものかどうかは明らかにされなかった。(c)AFP/Sardar Ahmad